クールビズ  世の中スケッチ Vol. 4

いやー毎日暑い、暑い。真夏でもスーツと長袖シャツにネクタイで通してきたけれど、さすがに今年の夏は降参。尋常じゃない暑さに完全に白旗をあげてしまった。

上着はやめて、長袖どころか半袖開襟シャツで、一挙にクールビズに宗旨替えした。かっては、偉いですね、夏でもスーツをビシッと決めている、とおだてられて、“登城するのに着流しでは行けませんからね”などと胸張っていたのに、今や180度ポリシーを変更してしまった。通勤電車の中を見回しても、スーツ姿にはめったにお目にかかれない。

それと、意外と、若いビジネスマンは長袖シャツ姿が多い。半袖で腕をむき出しにするよりも、ちょっと袖をまくる姿の方がカッコいいのかな。こちとらロートル(年寄り)は、なんにせよ、暑さ回避が最優先なので半袖シャツばかり着ている。そして半袖シャツに慣れてしまったら、しばらくは長袖に戻れそうもない。

デパートのクールビズ売り場に行くと、ずらッと半袖シャツの並んだ棚が続く。柄物やカラーも豊富で、選ぶのに苦労してしまう。それと、どういうわけかボタンダウンが多い。若いころVANやKENTのボタンダウンに馴染んできた身としては、ボタンに色物を使っているのには首をかしげてしまう。今年は、ゴルフウェアと混ぜあわせたような半袖シャツも登場してきた。もう何でもあり、という感じだが、問題は値段が高いこと。どうかすると長袖シャツより高いものもある。半袖なのになぜ?と思ってしまう。

クールビズは、そもそも男性に軽装をすすめて、会社などで節電効果を狙った発想で女性はもちろん対象外。女性はいいよな、クールビズで悩む必要がなくて、と言ったらすかさず“何を言ってるんですか、女性は一年中毎日なにを着ていくか悩んでるんですよ”という声が飛んできた。おっしゃる通り。

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Shuji Hirose
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